ウコン

肝臓はアルコールを分解する臓器です。
その肝臓の働きを助け、肝機能の保護作用を有するのがウコンです。
ウコンはショウガ科の植物でカレーの香辛料でよく使用されます。
ウコンの有効成分のクルクミンは抗酸化作用があるので癌などの生活習慣病予防にも効果があるされています。
ビタミンB1
アルコールを多く摂取すると体内のビタミンB1が大量に消費されます。
アルコール分解に必要なビタミンB1は、不足すると疲労感や睡眠障害、神経障害、長期欠乏では脚気や記憶力の低下などがみられます。
「昔と同じくらいのお酒の量なのに疲れやすくなったなあ」と心当たりのある方、もしかしたらビタミンB1不足かもしれません。
ナイアシン
水溶性ビタミンの一種でニコチン酸とニコチンアミドの総称です。
肝臓でのアルコール分解において代謝に使われる補酵素の主な成分がナイアシンであり、不足すると代謝が上手く回らず、アルコール分解で発生する毒性の強いアセトアルデヒドが体内に長くとどまってしまいます。
アルコール依存症の方にナイアシンを投与する治療法もあり、アルコール摂取量を減らす効果もあるとされています。
ビタミンC
抗酸化作用によって肝機能保護を強くすることは飲酒によるダメージを軽減するのに効果的です。
葉酸
飲酒は葉酸の吸収を阻害します。葉酸が欠乏するとアルコール性肝疾患の原因になると言われています。
亜鉛
アルコール分解を助ける働きがある亜鉛。亜鉛不足だと、お酒に弱くなったり二日酔いしやすくなります。
レシチン
神経細胞や肝臓に多く含まれるリン脂質の一つで様々な生理機能を担っています。
肝臓の保護作用があり、アルコール性肝障害の予防に効果があるとされています。
セサミン
ごまに豊富な成分。
高血圧や高コレステロール血症の方に有効な作用を持つほかに、アルコール性肝障害の抑制作用もあるとされています。
アルコール分解を助ける働きがあるので二日酔い防止にも期待できます。
オルニチン
アミノ酸の一種でシジミ貝などに多く含まれます。
肝臓での解毒作用を助け、飲酒による疲労を防ぐ役割があります。
飲酒の習慣がある人にストレス軽減がみられた研究もあります。
プロポリス
ミツバチが植物から集めた成分にミツバチの分泌物が合わさって出来たもので、「天然の抗菌剤」とも呼ばれる強い殺菌、抗酸化作用を持っています。
また、肝臓の保護作用もあるといわれています。
マリアアザミ
ヨーロッパでは古くから肝臓の疾患に対して利用されてきたハーブの一種です。
アルコール性肝障害の予防と改善に良いとされています。